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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|鈴木 さんの「担当犬(みい)との奮闘記」 その7

鈴木さんの「担当犬(みい)との奮闘記」 その7

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

『約5ヶ月間の成果(その2)』

 こんにちは!今春は、花粉の飛び始めた時期や桜の開花予想日が昨年より早まっているようですね。私は、桜の開花予想が出始めると、ポカポカ陽気に癒されると同時に、去り行く季節に淋しさを感じたりしながら、季節の変化に適応しよう心が動きます。
 ここ7、8年は毎年そうなんですよね。葉桜になるころには変化に適応できているようで・・・。たぶん、年に一度、短い期間にかわいらしく咲く「桜」に影響を受けているのだと思っています。
  “みい”は、気候の変化に強いとは言えず、担当になり冬に入る前に嘔吐していました。季節の変わり目は人間も犬も気をつけたいものです!さて、第7回担当犬奮闘記です。


[担当犬レベルチェック]

 2月中旬、担当犬レベルチェックを受け、22項目をクリアしました。これは“みい”と私がトレーニングに励んだことは勿論ですが、それ以上に周囲の皆さまの協力があったからこそ!得られた結果です。改めて御礼申し上げます。
 今回で最もよくやれたのは、“みい”の集中力をその時間中にキープできたこと。
 じつは、チェック直前の犬舎前での“みい”はバタバタ暴れていました。「どうしよう〜」と一瞬思ったものの、日頃の自主トレーニング通りやれば大丈夫!と自分達を信じて臨みました。開き直りですね!次回の担当犬レベルチェックは3月中旬。最後まであきらめずチャレンジし、楽しくトレーニングしたいと思います。

[次への課題]

 まずは、『刺激(声、音、モノ、動物、食べ物)の中をリード付で歩く』。レベルチェックではノークリアでした。「犬とすれ違う」では、“みい”はキチンとやれていたのに、私が決められたコースを歩かなかったことが原因でした。これは、日頃の自主トレーニング時の癖が出てしまったのです!他のワンちゃんと近距離で近づくと“みい”の喉から「ウ〜」と地響きのような声が聞こえることが多かったので、なるべく近づかないように遠ざかっていました。“みい”ごめんなさいっ!!
 つぎに、トリック(芸)。『プレイボウ』は、その形を2秒はキープできるように!レベルチェックでは、「一瞬プレイボウ」と言われ、話題に!?なりました・・・それはそれで、見る人にウケていたようでしたが・・・。次回は「一瞬」と言われないよう、頑張ります。ほかのトリックも特訓中です。


[私たちを取り巻く環境:砧公園]

 相変わらず、屋外でのトレーニングは砧公園(時々、多摩川沿い)に行きます。緑が多いし、人や犬、キャッチボール、子供、走っている人などの刺激がたくさんで、当然リスクもありますが、トレーニングには最適な場所だと思います!
  先日、公園内の梅をバックに“みい”の写真をいろんな角度から撮っていた時のこと。「あなたは、その犬をトレーニングしているのですか?」と40代後半くらいの男性に話しかけられました。聞くと、以前は公園近辺に住んでいたとのこと。その人は犬に興味を持ったらしく“みい”の犬種や体格・体重、性格、原産国、今人気の犬種などを質問されました。不思議とその時は、余計なことを考えず、話の内容に集中していたので、会話が弾み、15分くらいは話していたと思います。そして「ふっ」と横をみると、同期の宮田さん&アトムがいるではないですか!今度は、アトムの話になりました。
どこで、どんな人が見ているかわからないものですね。オレンジブルゾンを着ているので目立ちます。「あの人と犬の関係って素敵だね」と思われ、見た人が自分もそうなりたいと思えるような行動をとっていきたいと思います。

 卒業まで残り少なくなりました・・・。この頃、“みい”との過去を振り返ると涙ぐんでしまいます。最後まで、“みい”とかけがえのない時間を過ごしていきます。


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