アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!
こんにちは!10月からフラット・コーテッド・レトリバー「みい」の担当となりました 鈴木晴佳(すずきはるか)と申します。
全世界の隠れ「みい」ファン?の皆さま、お待たせしました! 計8回に渡り、「みい」と私、そして私達を取り巻く環境などについて、『真面目に楽しく』をモットーに
伝えて参ります!最終回までご愛読をお願いします!
「みい」を選んだのには、3つのワケがあります。
1.この先、大きなワンちゃんを飼うことは、ライフスタイルや住環境面から考えると難しいかもしれない。
2.友好的に振る舞うものの、何だか一定距離を置いている、そっけない、という印象が強かった「みい」。周りの音や動きに過敏に反応し、
こっちに集中しないヤツ、お散歩中にネコ出没ポイントに近づくと、ハンターと化してしまうヤツ・・・ 用賀校飼育体験を経て私が抱いていた「みい」の印象は決して良いとは言えないものばかりでした。
(みい、ごめん!)そして、9月中頃〜担当犬候補を決めるまでの間、通勤電車内では『どんな基準で担当犬 を選ぶのか??』で頭がいっぱい。たどり着いた結論は、『そのワンちゃんの魅力や強みを引き出し最大限に
活かしてあげること→→未知なる「みい」』となったのでした。
3.いま飼っている三毛猫、こちらも「ミー」(正確には字が違いますが、口で言えば、多くの方は一緒に聞 こえますよね!)。スピリチュアルの番組でよく言われる言葉ですが、「偶然ではなく必然」なのかも!・・・
と都合の良いように解釈しました。
「信頼関係を築く、良きリーダーとなる、良きパートナーとなる」これが担当者としての
私の決意です。
まずは、信頼関係を築くことからスタートしました!初回の自主トレは無我夢中で、『早く両想いなりたい・・・』
という想いばかりが先走り、「みい」と同じ空間にいた、という程度でトレーニング時間が終わってしまったの
をよく覚えています。引っ張りっこの道具として、試しに!と持参したタオルには興味も示さずそっぽを向かれ、
そればかりか他の担当者が持っていた音の出るおもちゃに夢中になり、隙をみて奪うなど、散々たる結果でかな
りへこみました・・・。でも、同期・先輩・先生方の体験談を聞き、焦らず、あきらめず、地道にやろうと心に誓
いました。
それから、早くも1ヶ月経過です。
私は、一応、主婦もしているので、家族と「みい」に関わる時間のバランスを考えた上で、
●9日間のうち8日、「みい」と顔を合わせる(自主トレ、授業、現場研修)作戦!
●トレーニングは短時間で集中して行い、ほとんどは遊んだりリラックスポジションで体に触れたり、散歩をする作戦
を取り入れてみました。目的は『「みい」が私を意識してくれること。この人といると楽しいじゃん、と行動で
示してくれること』でした。
すると、3日目から微妙な変化が!!
●3日目→散歩帰りの「みい」が私に気づいた!
●4日目→「みい」の前に数人いても、私をチラチラみてくれるようになった!
●7日目→終日用賀校にて現場研修。私が他のワンちゃんと親しくしていると、そのワンちゃんに吠える!
(もちろん、No!と言いました)「みい」から寄って来るようになった。
7日目に寄って来たときは、涙が出そうになりました・・・。
現在も更なる信頼関係を深めるべく、体を張って奮闘中です。
密かに不安だったこと、これが『叱る』という行為でした。褒めることはできるが叱ること が苦手。前会社でもよく言われていたことです。叱るのはそのワンちゃんのためだとわかっていても、 初めの頃はタイミングも遅く、「ノ、ノォ〜」と頼りない声ばかりでした。 最近は、厳しめに大きな声で言えるようになってきました。「みい」との信頼関係の糸が1本つながった! と確認できてから、自然に出るようになったと思います!目指すは先生方のメリハリの利いた声と言い方です! (ちなみに、叱るときだけは「英語」・・・言いやすいからですね、きっと)
教室以外の屋外では、砧公園に行くことが多いのですが、ノーリードの方が多く、毎回、
ハラハラさせられます。以前、ロングリードを使っていた時に、ノーリードのワンちゃんが接近してきて
不意打ちに合い、リードごと引きずられたことがありました。何とか打開策がないか考えてしまうのですが、
まずは「みい」と私が、しっかりマナーを守り、きちんとした行動を取ること・・・ここから始めたいと思います。
次回は、具体的なトレーニングの様子や、「みい」の魅力についてお伝えしたいと思います!