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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|峯岸さんの「担当犬(モカ)との奮闘記」 その8

峯岸さんの「担当犬(モカ)との奮闘記」 その8

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

『モカ、ありがとうの巻』

[トイ・プードルの魅力]

モカと散歩をしていると、たくさんの方々が話しかけて下さいました。 赤ちゃん連れのお母さん、学校帰りの小学生、お散歩中のお爺さん、買い物帰りのお婆さん、 作業現場のお兄さん、公園で清掃作業をしていたおじさん、とモカを連れていなかったら通り 過ぎてしまった方々が「可愛いね」「ぬいぐるみみたいだね」と気軽に声をかけてくれました。 取りとめのない立ち話の中で、一番多く聞かれた事は、トイ・プードルのトリミングについてでした。 クリクリ巻き毛のお手入れ方法や、毛をカットしてもらっている頻度など、トイ・プードルの毛並み の美しさに関心を寄せている人が多く、また、モカを「触りたい」と言う人もたくさんいました。 そんな時は、頭や体を撫ぜてもらいましたが、モカは嫌がらずにおとなしく触らせていました。 モカには状況判断力があるので、「お利巧にしていよう」と考えていたのだと思います。 ある時など、砧公園で白いトイ・プードルの飼い主さんとお話していると、自転車に乗ったおじさんが 近づいてきて私達の会話に加わり、自分は指圧師として開業しているので、モカを「指圧してあげま しょう」と言って下さいました。モカは、まんざらでもない様な神妙な顔つきで、肩・背中・首の 付け根を指圧してもらっていました。お散歩中に知らない人に指圧までしてもらえるワンコは、 世の中に何頭いると思いますか?


[モカからの贈り物]

9月になると、「担当者として、あと何回モカに会えるのだろう?」と考えてし まい、残り少なくなったモカと会える機会を惜しみながら過ごすようになりました。 この6ヶ月間、モカと一緒にトレーニングをして、モカには本当にたくさんの事を教えてもらい、 いろいろな経験をさせてもらいました。特に、相手(モカ)の気持ちを考える事の重要性については、 叩き込んでもらいました。人間関係も同じですが、相手を思いやる気持ちが大切ですよね。 そして信頼関係。最初の頃、モカは「伏せ・待て」が10秒間位しか出来なかったのに、 最後には5分でも7分でも待つ事が出来る様になりました。モカがチラチラこちらを見ながらじっと 伏せている姿を見ていると、リーダーシップが取れたこと、信頼関係が築けたことが実感できました。 ありがとう、モカ。 モカの担当者になれて、本当に良かったと思います。プードルと関わる事ができて、本当に幸せでした。 プードルには、ほとんど体臭がありませんが、ふとした拍子に何かのの臭いが立ちのぼり、 子供の頃の記憶がよみがえったりする事がありました。その臭いは、昔、飼っていたミニチュア・ プードルと同じ臭いで、その臭いと記憶が結びついていたのです。モカの背中を見ながら歩いていると、 子供時代にタイムスリップして、ミニチュア・プードルと散歩しているような気持ちになりました。

[目標達成?]

今年の4月に担当犬のモカとトレーニングを開始するにあたり、 私が掲げた目標は、『仲良くなって信頼関係を築き、楽しくトレーニングをする。

モカの気持ちを考えながら関わる事で、沢山の“気づき”を得たいと思います。』でした。 自分では、目標が達成できたと思っています。


[最後に]

モカには、これからも活躍してもらいたいと願っています。 モカは9月29日にやっと2歳になったばかりなので、もっともっといろいろな事に挑戦したり、 持っている力を発揮できると信じています。
私が書き綴った、つたない文章を読んで下さった皆様にも感謝いたします。 「読んでいるよ」と声をかけていただいた時などは、嬉しいような恥ずかしいような気持ちで一杯に なりました。本当にありがとうございました。

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