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峯岸さんの「担当犬（モカ）との奮闘記」 その5
アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります！
『お出かけの巻』
[ドッグパークに行く]
６月末に同期のみんなとあきる野市にあるムツゴロウ王国に行ってきました。
一番の目的はモカをドッグパークに連れて行きたかったのです。
リードをつけている時のモカは、相手のワンコに積極的に向かって行きます。
余りにも勢い良く近づくので、相手がビックリして後ろに隠れたり逃げたりする場合が多く、
モカの誘いに乗って一緒にじゃれたり遊んだりすることができるワンコにはなかなか会えません。
モカがノーリードになったら、他のワンコと挨拶する時にはどの様に振舞うのか、とても興味がありました。
いつもの様に嬉しくて飛びかかる勢いで近づくのかな？強引に近づいて相手が逃げたら追いかけるのかな？
と積極的なモカの姿ばかりを思い描いていました。
ところがいざ、王国のドッグランプチに行ってみると
．．．．．．
インストラクターの指示により入口のゲートの所でモカのリードを外すと、 王国の犬達にわっと取り囲まれたモカはびびって動けなくなり、じっと座って臭いを嗅がせていました。 「モカ！」と何度呼んでも中に入る事ができず固まっています。「あれあれっ、おかしいな」と思っていると、 インストラクターが「これだけ臭いを嗅がせる事ができれば大丈夫ですよ」と言ってくれたので安心して 見守っていると、挨拶を無事終わらせたモカが落ち着いた足取りで中に入ってきました。臭いを嗅がせる時に 座ってしまうモカの姿を初めて見て、案外臆病なんだなあと思いました。
そういえば、犬の性格判断で大きな音に
対する反応をみた時に“ちょっと臆病”と出た事を思いだし、「いつもは強気だけれど本当はすごく繊細なんだ」
と改めて感じました。ドッグランの中では、元気良く走り回ったり、他のワンコ達と挨拶したり、楽しそうに
過ごしていました。それから、私達が王国内に入園するので犬達をドッグレストに預けた時に、
心配そうな顔をして何度も振り返りながら係りのお姉さんと歩いて行ったモカ、引取りに行った時に王国の
シェルティーと一緒に外に出てきたけれど状況が判らず一瞬キョトンとしていたモカ、私を見つけると大喜びで
駆け寄ってきたモカ、本当にいろいろな顔を見せてくれました。
今まで見ることの出来なかったモカの一面を見ることが出来てお出かけは大正解でした！
[シーズン（発情期間）]
もっと色々な所に出かけようと考えていたら７月１８日（火）モカのシーズンが始まり、
しばらくの間はドッグカフェやドッグパークに行けなくなってしまいました。
前回（今年２月）のシーズンの時には、モカは全くモテなかったと聞いているものの、
ヒートの臭いでオス犬達にストレスを与えてしまうのは可哀想なので散歩に行く時には気をつけています。
気をつけると言っても、周りを見渡して他のワンコと遭遇しないように歩き、ワンコの姿が見えると
進路変更をして逃げます。
もし、出会ってしまったらシーズン中である事を伝えてから遠ざかり、相手が女の子の場合にだけ挨拶をさせます。
今のところ、モカが歩いた後の“残り香”に反応したビーグルの牧ちゃんの様子を聞いただけで、モカのお尻の臭いを嗅いだり、しつこく付いて来たりするオス犬はいないようです。
モカはやっぱりモテないって事でしょうか？それとも用賀校で一番したたかな女と言われているモカには、近づきがたいところがあるのでしょうか？
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