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峯岸さんの「担当犬(モカ)との奮闘記」 その1

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

『トレーニング開始の巻』

2006年4月からトイ・プードルのモカとトレーニングに励んでいる、アドバンス17期生の峯岸です。
まず始めに私がトイ・プードルを担当犬として希望した理由からお話しさせて下さい。
小学生の頃、家でプードルを飼っていたのですが子供だったのでキチンとお世話をしてあげられなかったのです。
散歩に行ったり、庭に放して遊んだりしましたが、躾らしい躾もせずに野放し状態でした。
最後は、庭から外に飛び出して、それっきり.....家には帰ってきませんでした。
その事がずっと心の奥にトゲとなってひっかかり、もう一度プードルと関わりたいと願っていました。
2番目の理由としては今現在、マンションで甘えん坊で臆病なM.ダックスと暮らしているので活発な犬種と関わりたいと思いトイ・プードル選びました。
トイ・プードルは人気犬種の上位にランクされているワンコです。
人気の理由は何なのか、トイ・プードルのどんな所が人を魅了するのか、モカを通してお伝えする事ができれば良いなと思います。
この担当犬奮闘記を書く決心をしたのも、苦手な事にあえて挑戦しようと思ったからです。
できないと決めつけてしまったら、いつまでたっても進歩しないと思いませんか?
苦手意識のある事に尻込みしていたら、いつまでたっても克服できないと思いませんか?
文章を書く事が得意ならば、サラサラサラと簡単に書き進めるのでしょうが、私は初回から悪戦苦闘しています。
つたない文章で綴りますが、どうぞ温かい目で見て下さいね。


[初対面の感想]

3月26日の担当犬セレモニーで初めてモカを抱いた時の事です。
モカは長い手足を絡ませるようにして、私の腕にしっかりとしがみついたので「なんて抱きやすい犬なの!」と口走ってしまいました。
その後、夜の街を少しだけ歩きましたが、モカはグイグイと引っ張り、一度も振り返ったりしませんでした。
無視されても仕方ないと思いながらも哀しいものがありました。
一緒に歩いているのだからチラッと見てくれても良いと思いませんか?
担当者として認識してくれるまで最初は仲良くなりたい一心で、散歩から帰りブラシをかけ終わると「良い子にしていたね」と耳の後ろやあごの下を撫ぜたり、「今日もおりこうだったね」といっぱい褒めました。
そして、とうとうその日がやってきたのです。モカの反応が激変したのです。
思い起こせば.....
 初対面では全く無視、
 2回めで手をペロペロ舐めてくれ、
 3回めに迎えに行った時には知らん振りして後ろの方にいたのが、
 4回めのお迎えでは遠くから私を見てくれ、
 5回めを終えて帰ろうとするとケージの中を右に左に豪快に飛び跳ねてワンワン吠え、
 6回めには信頼関係を築く為のボディコントロールの授業があり、
 7回めでモカは私が来た事に気づくと何度も何度も飛び跳ねて歓迎してくれる様になったのです!!
私の事を担当者と認識してくれた喜びはそれはそれは大きいのですが、同時にトレーニングが終了しモカをケージに入れて帰る時の辛さも倍増しました。
ケージの扉を閉めると、モカを見ないようにして淡々と帰り支度をしますが、どうしても目の端に豪快に飛び跳ねているモカの姿が入ってしまうのです。
盛んに吠えるモカの声を聞きながら、後ろ髪を引かれる思いで犬舎を後にするのです。


[トレーニング開始]

いよいよアイコンタクト、オスワリ、フセ、バイバイ、ロールオーバー等々のトレーニングが始まりましたが、実はトレーニングが必要なのは私の方だったのです。
モカの大好きなおやつを使って誘導する時に、「犬の気持ちになってどの位置におやつを出したら良いか考える」と言う基本的な事ができないと、モカに何をして欲しいのか上手く伝えられないのです。
私の指示の出し方が悪いとモカは混乱して途方にくれた顔をします。私もドーンと落ち込みます。
そんな訳で、犬に伝える事の難しさを実感している毎日です。
でもでもトレーニングは始まったばかり、あせらずに楽しく取り組もうと思っています。
次回は、モカがお泊りした時の様子を書きたいと思います。
続きを読んでみたいなぁ、と思っていただけたら嬉しいです。


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