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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|中田さんの「担当犬(エディー)との奮闘記」 その8

中田さんの「担当犬(エディー)との奮闘記」 その8

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

みなさん、こんにちは。
すっかり冬めいてきて、肌寒いのを通り越し、本気で寒い季節となってきました。
今回で担当犬奮闘記、早くも7回目を迎え、卒業まで残すところ1ヶ月をきりました。
今まで生きてきた中で、こんなに時間が経つのが早いと感じたことはないと思うくらいです。
前回は模擬レベルチェックが思うようにいかなかったこと、そして、本番のレベルチェック直前の様子の内容となりました。
その後、無事本番を終えることができました。
さて、気になる結果はいかに!?

[いよいよ最終回!]

7月にアドバンスコースに進んでから、もう半年が経ちます。
毎回同じようなことを書くようですが、本当にあっという間です。
ものすごく早く過ぎ行く時間の中で、ああでもない、こうでもない・・・と悩み、些細なことも喜びながら、何とか成長していくことができたと思います。
そんなわけで、第8回目、担当犬奮闘記(最終回)をお送りしたいと思います。

[担当犬レベルチェック 第2回目]

 先日、担当犬レベルチェックの第2回目が実施されました。
受験することができるのは、2回まで。
1回目に合格した人は、更に難しい項目にチャレンジでき、不合格だった人は、1回目に落とした項目をもう一度受けることができます。
前回不合格だった私はというと、無事に合格ラインに達しました!(拍手!)力を入れていたトリックは完璧!とってもかわいいエディーを披露できたと思います。

[大きくなれた半年間]

 半年前、アドバンスコースが始まったとき、やり切れるかどうか、とても不安でした。
初めて担当者としてエディーと会ったとき、ことごとく背中を向けられブスッとした顔をされ、とても淋しい思いをしました。
それでも、その時できる、精一杯のことをして、落ち込んだり、自信をつけたりしながら、やってくることが出来、今ではエディーが少し離れたところにいても、呼べば戻ってくるようになり、お互いに信頼感を感じるようになってきていると思います。

担当犬奮闘記の第1回目を書いたときは、エディーにとって私は、「おやつをくれるただの人」でした。
実は、今もそれは基本的に変わっていません。
今は、「何かをすると、おやつをくれる人」です。
人間に例えると、いい仕事をすると確実に認めてくれ、お給料をくれる人、というわけです。
なんだか味気ない言い方ですね。
少し前はこんな解釈の仕方は淋しいと思っていました。
でも、犬のことを勉強し、犬の気持ちになってエディーと関わってくることで「犬」への認識が大きく変わりました。
勉強する前より犬という存在が魅力的に感じます。
犬のことを知れば知るほど、犬のことが愛しくなり、犬たちみんな幸せになってほしいという願いが強くなりました。
犬だけでなく、他の動物に対しても、きちんと理解して上手に付き合える世の中になってほしいと強く思うようになりました。

私の中で、エディーの存在がどんどん大きくなり、本当に可愛く思います。
正直なところ、初めのほうは、「エディーを選ばなければ・・・」と考えたこともありました(エディーごめんよぉ)。
表情はわかりにくくて、無愛想な顔ばかりが目に付くし、変にグルメだし、暑いのが苦手だし、頑固だし、エディーといると他の犬に唸られるし・・・。
でも、今はエディーのちょっとした表情の違いがわかります。
呼び戻してこちらへ来るときのエディーは、本当に可愛くて仕方がありません?エディーにとっておやつがご褒美だとしたら、エディーのうれしそうな顔が私のご褒美なんです。
エディーと関わることができて、半年間で大きく大きく成長することができたと思います。

[そして、卒業]

私がスクールに入らなかったら・・・アドバンスに進まなかったら・・・22期ではなかったら・・・エディーに出会えなかったし、担当にもならなかったかもしれません。
エディーと出会い、関わることが出来たのは、運命だったのかもしれません。

そして、私はエディーと一緒に卒業することを決めました。
これから、共に生活し、信頼関係を深め、パートナードッグとして一緒にお仕事をしていく予定です。

担当犬奮闘記を書かせていただくのは、今回で最後となりますが、これまでの学びを無駄にしないよう、生かしていくつもりです。
ボストンテリアと一緒にお仕事をしている人を見かけたら、この奮闘記を思い出していただけたら幸いです。
今まで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。


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