アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!
みなさん、こんにちは。
今回で第3回目。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
この夏は本当に暑かったですね。
でも、暑い暑いと言っている間に、いつの間にか秋がすぐそこまで来ていたようです。
日差しが少し柔らかくなったように感じます。
とはいえ、気温、湿度、共に高く、さぁ、トレーニングしよう!とおやつを出したら痛んでいた、ということもしばしば。
エディーの大好きなおやつがないと彼のモチベーションが上がらず、トレーニングになりません。
大失敗。。。
開封済みのフードやおやつは冷蔵庫にいれるなどして、痛まない工夫をすることが大切なのですね。
さて、今回は、私から見たエディーのことを外見、内面共に掘り下げてお伝えしたいと思います。
まず、エディーの犬種(ボストンテリア)の特徴的なのは、短い鼻。
このタイプのワンちゃんを短頭種といいます。
このタイプの子は、暑さが苦手です。
鼻が短いため呼吸がしにくく、その結果体温を調節することがうまくいかないようです。
真夏の時期の自主トレで、私の都合で暑い時間帯に外でのトレーニングを試みたことが何度かあるのですが、それはそれは、ハーハーと息苦しそうで、目的地の公園に着いても動けず、マズルの長いワンちゃんよりとても苦しそうでした。
本当にこの時は、エディーにかわいそうなことをしてしまったなと反省しています。
それから、短頭種のもうひとつの特徴は「いびき」です。
トレーニングの最中にスキンシップを図るため、リラックスポジションということをします。
それは、ワンちゃんをひっくり返してお腹を見せ、やさしくなでてあげるという行為です。
リラックスポジションについて詳しいことはここでは省きますが、このときのエディーは気持ちよくて寝てしまうことがよくあります。
そんなときも、彼のいびきが教室中に響き渡っています。
お泊りのときも、なかなか良いいびきをたてて寝ていましたよ。
それを聞いた家族は「犬もいびきをかくんだ!」とびっくりしていました。
それから、耳について。
ボストンテリアの耳は比較的大きく、ピンとかっこよく立っています。
写真のように、この耳が横に向いていたら、わりとリラックスしている状態。
この時に名前を呼ぶと反応することが多いので、トレーニングをする目安にしています。
逆に、耳がピシッと前を向いていて、一定方向を見つめているときは、何かに集中しているという状態。
この時は、声をかけても反応なし。
クリッカーの音も耳に届きません。
写真に撮ったときは、公園のお掃除の方々に釘付け。
興味を持ったものに吠えたりすることは少ないですが、ジッと身動きせず、ものすごく集中しています。
良く言えば、「集中力が高く、好奇心旺盛」ということでしょうか。
この集中力をこちらに向けられればいいのだけど・・・。
最後にしっぽについて。
ボストンテリアの尻尾は短いです。
犬種の中には生まれてすぐに断尾(尻尾を切ってしまうこと)する犬種もいますが、ボストンテリアの場合は断尾によるものではなく、生まれつきのものだそうです。
犬は嬉しいときには尻尾を振る、というのはみなさんご存知のことと思いますが、エディーのこの短く可愛い尻尾が一番勢い良くフリフリするのは、リードを見た時。
それ以外は、嬉しいことがあっても、控えめに2〜3回フリフリする程度。
無感動ということはないと思うのですが、人に対して感情をはっきり表に出すことは少ないように思います。
他のワンちゃんに対しては、自分からしつこいくらい遊びに誘うし、男の子のワンちゃんに唸られたら、「売られたケンカは買うぜ!」くらいの勢いで、向かっていくこともあります。
それから、なぜか急に一人でクルクル回って大興奮していることもあります。
時間が経つにつれ、ただ「クールな犬」というエディーの印象が少しずつ深みを増し、好奇心旺盛なこと、集中力が高いこと、慎重なところがある、遊び好き、などいろいろなことがわかってきました。
こちらに集中しているときは、アイコンタクトも増え、指示が通ることも多くなってきました。
これからの課題は、他に釘付けになってしまったエディーの集中力を、どのようにしてこちらに向かせるか。
ものすごく美味しいおやつや、ものすごく魅力的なおもちゃを探してみようと思います。
次回は、どんなおやつ、おもちゃを発見したか、ご報告したいと思います。
お楽しみに!(^ 。^)/