アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!
みなさん、こんにちは。
エディーさん、この奮闘記を書いている11月4日にお誕生日を迎えました!(拍手!)風格のある4歳になりました。
現担当者としては、当日に豪華なプレゼント〜!といきたいところだったのですが、誕生日を記憶違いしていて、気づかないまま過ぎていました・・・エディーよ、ごめんなぁ。
プレゼントはしっかり用意してあるから、楽しみにしていてね!
というわけで、後半戦突入の第5回目をお送りしたいと思います(^^)
前回の奮闘記では、トレーニングが停滞気味なことを書きました。
その時なりにいろいろ考えてトレーニングを続けてきたのですが、やっぱりトレーニングをつまらなくしてしまっていたようです。
先日行われた模擬レベルチェックでは、初めから最後まで床の匂いを嗅ぎまくり、集中力ゼロでした。
かろうじて「おすわり」をしたものの、目を合わせず、体も正面を向いてくれませんでした・・・自分より前の順番だった女の子の匂いが気になってしまったのか?と始めは思いましたが、それだけではなさそうです。
というのも、模擬レベルチェック後のトレーニングでも匂い嗅ぎは続き、マーキング行為も増えたからです。
エディーはもっとできるはずだし、彼の力を出してあげられなかったのは、私のこれまでの接し方が間違っていたのだと思います。
模擬レベルチェック後、なぜ、匂いを嗅ぎまくって集中できなかったのか、分析してみました。
1.「叱る」を取り入れてみたが、「褒める」こととのバランスが上手くとれず、やる気をなくさせてしまった。
2.自主トレーニングの時間が調整できず、半ば強引にお泊りトレーニングをしたが、結局自宅でもエディーに時間を割くことが少なくて、エディーに負担をかけてしまっただけで終わっていた。(つまらないままトレーニングが終わっていた。)
3.オヤツに飽きていた。
4.私が楽しんでいなかった。
この4点が大きな原因だと考えました。
「叱る」という点については、私がエディーに合った叱り方を理解していなかったのだと思います。
ひっくり返そうが、首根っこ掴もうが、エディーには効きません。
逆に信頼をなくしてしまうことがわかりました。
低い声で「あっ!」というだけで、彼には充分伝わるのです。
そして、小さなことでも見つけて、いっぱい褒めてあげることを忘れていたのです。
模擬レベルチェックの日は、お泊りから帰ってからの実施でした。
バタバタと家を出てきて、そのまま本番を迎えたようなものなので、エディーも嫌になってしまったのだと思います。
「オヤツはチーズ」と決め付けていました。
これは前回にも書きました。
でも、よーく考えると、いろいろ試していたのは今から数ヶ月前。
真夏の暑い盛り。
オヤツが痛んでしまったこともあったし、暑かったので、口当たりの良いチーズがその時はヒットしただけかもしれません。
だからといって、ずっと同じものでは飽きてしまうこともありますよね。
スクールでは担当犬トレーニングだけではなく、たくさんやることがあります。
担当犬以外の事に力を入れてしまったため、エディーと会うときは疲れていたり、別のことを考えていたりしたと思います。
それでは、エディーも楽しいはずはありませんよね。
以上を踏まえ、本番の担当犬レベルチェックに向け、初心に戻ってやり直してみることにしました!アイコンタクトが取れにくくなっていたので、トレーニング目標をアイコンタクトを取れるようにするとしました。
が、イマイチうまくいかない。
というか、トレーニング拒否を感じます。
う〜ん・・・と最初の授業を思い出す。
そうだ!ご褒美がダメなんだ。
ということで、以前も試してみてイマイチだったオヤツを用意してみることにしました。
そうしたら、大ヒット!アイコンタクトも取れるようになり、外でのトレーニングにも集中できるようになってきました。
目もキラキラ輝いています。
お散歩のときも、チラチラとこちらを気にしながら歩くようになりました。
以前とは一体感が違います。
一緒に歩けるようになってきました。
用意してみたのは、
・レバーケーキ
・鳥のムネ肉をレンジで加熱後焼いたもの(ニンニクたっぷり塗りました)
・サラミ入りチーズ
チーズ以外は真夏に試したときは、あまり食べなかったものです。
私の作り方がいけなかったのかもしれませんが、前に食べなかったからといって、嫌いではないのですね。
トレーニングする上で、オヤツはモチベーションを上げるために大切なものだとつくづく思いました。
そして、小さなことも見つけて、たくさん褒めてあげるようにしたのも、やる気を出してくれた要因だと思います。
そして、大切なことがもう一つ。
それは、楽しむこと!頭ではわかっていたものの、他のことが気になって、私がトレーニングを楽しむことが出来ていませんでした。
今は心から楽しむことが出来ています。
そのきっかけとなったのは、スクールを通して、犬と関わる人たちを見てきたこと。
よく見てみると、皆、犬たちに話しかけています。
私は、一人でいるときには、かなり犬に話しかけていました。
でも、そんな姿を人に見られたら「何を言ってるの?」って思われそうで恥ずかしいと思っていましたが、周りの人をみていると、犬に話しかけながらトレーニングするのは楽しそうに見えるし、恥ずかしいことではないのかも!と思い始めました。
今では、教室でも、公園でも、普通にエディーに話しかけています。
もしかすると、変な人って思われていることもあるかも知れないけれど、人から見ても楽しそうに見えるようにしていきたいと思っています。
あっ!いくら楽しいからといって、外でトレーニングするときは人の迷惑にならないように気をつけなければなりませんね。
まもなく本番のレベルチェックです。
ボロボロだった模擬レベルチェック以降、あまりトレーニング時間が取れなかったのですが、とにかく、トレーニングは楽しいんだよ!というメッセージをエディーに伝えたつもりです。
エディーの場合は、「おすわり」が出来るか出来ないかの問題ではなく、楽しく感じてくれれば、一通りのことは出来ると思っています。
(そんなに甘くないよ!という声が聞こえてきそうですが・・・)
あとは、評価の対象になるように、レベルチェックにおいてのルールをきちんと把握して実行する私の冷静さが必要です。
レベルチェックに合格するためだけの担当犬トレーニングではないのですが、目標があって取り組むことは、山あり谷あり、広い意味で学ぶことが多いものだなぁとしみじみ思う今日この頃です。
先日、体調を崩したエディーですが、ご飯を勢い良く食べている姿を見て一安心です。
次回は、レベルチェックの結果のご報告が書けると思います。
今回の取り組み方で正しかったのかどうか?是非、楽しみにしていてくださいね!