アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!
みなさん、こんにちは。担当犬奮闘記 第2回目を読んでくださって、ありがとうございます!
エディーとのトレーニングが始まって、早2ヶ月。
今回は、お泊りの様子をお伝えしたいと思います。
8月初旬、我が家のキャンプ旅行にエディーを招待しました。
エディーのお泊りは5日間、その間3日間キャンプに行きました。
その一、エディーの一日のリズムが掴めたこと。
その二、エディーの新たな一面を見られたこと。
その三、信頼関係が深まったこと。
まずは、その一、エディーの一日のリズムについて。
エディーの活動時間帯は朝と夕方以降。昼間はほとんど、いびきをかくほどの睡眠かまどろみ状態。。。ということがわかりました。
昼間は暑いから、寝てやり過ごしているのかなとも思いましたが、エアコンの効いている部屋でもよく寝ていたので、暑いのを寝ながらやり過ごしているばかりではなさそうです。もちろん、お泊りと言うことで、環境が変わったこともあり、スクールにいるときは、また様子が違うのかもしれません。これまで、私は、犬というものは、いつ会っても歓迎してくれて、テンションが高いものと思っていました。なので、昼間に自主トレをして、エディーの調子がイマイチなのは、信頼関係が全然出来ていないんだなぁと落ち込んだり、焦ったりしていました。
でも、「昼間は眠いんだ」ということがわかれば、必要以上に落ち込んだり、焦ったりすることもなくなりますし、自主トレをする時間帯をエディーの活動時間に合わせることができます。ということは、エディーにとっては、体を動かしたいときに、相手をしてくれる人がやってくる。結果、「担当者といることが楽しい」につながっていくかもしれませんよね!
続いてその二、新たな一面について。
エディーといえば、「クール」、「激しい」という2面性があることは、周りの人から聞いていたり、自分自身も感じていました。
今回のお泊りで発見した新たな一面とは「意外と慎重なエディー」です。初めて家へ連れ帰り、部屋の匂いを嗅がせたところ、その動作はとてもゆっくりで、腰が引けているような感じ。ちょっと、近くで物音がすれば、ビクっと驚き、その場から少し退けます。それでも、元に戻って続きを再開するところは、好奇心旺盛なところがあるんだなと思いました。一通り嗅ぎ終わると落ち着きましたよ。
キャンプでも慎重派な一面が顔を覗かせました。それは、テントの裏でゴソゴソする謎のものが動いたとき。もちろん、テントの裏で、人が作業していただけなのですが、ものすごく驚き、退け、それでも興味津々で忍び寄って、何が起きているのか確認しようとしていました。
決して「怖がり」ではなく、興味のあるものへ慎重に近づいていくという感じでしたよ(^ ^)
そして、その三、信頼関係が深まったこと。
お泊りの一日目は、呼んでも遠くを見たまま反応なし、居場所が決まらなくて、とりあえず、私の後についてくるという感じでしたが、日が経つごとに、呼ぶと嬉しそうに寄ってきたり、私がしゃがんでいると、膝に足をかけてくるようになってきました。トレーニングにも積極的に応じるようになり、アイコンタクトも大分出来るようになってきました。初日は一切吠えなかったエディーですが、3日目くらいには、私が離れると「早く戻って来い」という感じで、吠えるようになってきました。吠えることは好ましくないのですが、私が居ても居なくても変化がなかった今までよりは、ずいぶん進歩したんじゃないかなって思います。
初めは相変わらずクールだったエディーも、次第に子供っぽい面を見せるようになり、いろいろといたずらするようになってきました。川に連れて行けば、バシャバシャ入っていき、飛び散る水滴に大興奮という一面も見れました。数日一緒にいることで、お互いに慣れてきたということもありますが、無表情といわれる彼の細かな感情の変化がわかるようになってきたましたよ。
今回は、エディーにとって初めての場所で過ごすということになり、頼る人が私しかいないという状況でした。スクールに戻り、慣れた場所、いつもの仲間ががいるところでは、私の存在は薄れることと思います。今回の目標だった「信頼関係を深める」と言う点で、かなりの成果をあげることができたお泊りとなりましたが、今後は、「ゆるぎない信頼関係」を築けるように考えていきたいと思います。