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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|中田さんの「担当犬(エディー)との奮闘記」 その7

中田さんの「担当犬(エディー)との奮闘記」 その7

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

みなさん、こんにちは。
すっかり冬めいてきて、肌寒いのを通り越し、本気で寒い季節となってきました。
今回で担当犬奮闘記、早くも7回目を迎え、卒業まで残すところ1ヶ月をきりました。
今まで生きてきた中で、こんなに時間が経つのが早いと感じたことはないと思うくらいです。
前回は模擬レベルチェックが思うようにいかなかったこと、そして、本番のレベルチェック直前の様子の内容となりました。
その後、無事本番を終えることができました。
さて、気になる結果はいかに!?

[担当犬レベルチェック]

模擬レベの反省を生かし、小さなことも見つけて褒めてあげ、たとえ失敗しても「大丈夫、大丈夫!」と励ましながらトレーニングしてきました。
さて、結果報告をしたいと思います。
20単位とれば合格ラインなのですが、残念ながら取れたのは18単位。
合格まで2単位足りませんでした・・・。
でも、模擬レベ以来、一つ一つの項目にこだわることより、楽しいトレーニングを心掛けていた私としては、上々の出来でした!楽しみながらのレベルチェックを実践できたと思います。
全体の感想として、エディーを私に集中させることに、精一杯だったということ。
当日、試験会場に入ったエディーは模擬レベのときと同じように床の匂いを嗅ぎ始めました。
ふと、やる気を失くしてしまったエディーの姿が脳裏に蘇りました。
このままではいけない!と思い、おやつで気を引き、私がテンションをあげてエディーと接していきました。
見事、エディーをこちらに向かせることに成功!エディーより私のテンションが上がっていて、エディーが無理やりついて行かされている感じだったかもしれません。
でも、少しでもこちらが気を抜くとエディーがどっかへ行ってしまいそうで、まるで、恋人を振り向かせるためにあれこれ気を引く女状態だったなぁと、あとで思い返し、可笑しく思いました。(笑)
信頼関係を築けているかという点では、まだまだですね(^^;)

[特技]

レベルチェックの中には「特技」という項目があります。
4項目まで自分で決めることができます。
今回は「ジャンプ」「トンネル」「回れ右」という3つを入れました。
「ジャンプ」「トンネル」は、多分、前の担当者さんが教えたのだと思います。
練習のときに試しにやってみたら、エディーの表情が生き生きとして「久しぶりだぜ!」と言わんばかりでした。
とてもうれしそうにやるので、レベルチェックの項目に入れることにしました。
でも、残念ながら本番では上手くできませんでした。
「回れ右」は私が考え、教えてみました。
エディーがこちらに向かって座っている状態から180度向き直って座る、という動作です。
これは、エディーのテンションが高いと行き過ぎてうまく行かないのですが、このときはちょうど良い具合のテンションだったので成功しました(^^)

[語る]

私たち22期から担当犬レベルチェックに「語る」という項目が増えました。
何を語るのかというと、「担当犬種について」「お座りの必要性について」「伏せの必要性について」「遊びの必要性について」、それぞれ、1分間で語るというものです。
みなさんは、わんちゃんになぜ、お座りや伏せを教えるのかご存知ですか?私は、この項目を受けるまで、きちんと考えたことがありませんでした。
これを機会に、お座りや伏せを教えることの必要性を考えることができ、しかも、わかりやすく手短かに伝えるということに真剣に取り組むことができたので良かったと思います。
ちなみに、私はこれらの4つの項目を受け、2つ合格点をもらいました。
担当犬レベルチェックでとれた18単位のうち犬のトレーニングに関している部分では16単位ということになります。
卒業するにはあと2単位とれればいいのですが、やっぱり、犬の部分をしっかりやりたいので、あと4単位以上クリアしていきたいと思っています。

[現況報告]

レベルチェック後、エディーと私の関係はがらりと変わり、良い方向へ向かっています。
自主トレに入ると、始めから「今日は何をするの?」とエディーが私の顔を見上げます。
お散歩中のアイコンタクトもばっちりです!2回目のレベルチェックに向け力を入れているのは、「ヒールポジション」と「特技」。
ヒールポジションは、一応できるのですが、最後、私の横について座ったときの位置が離れ気味で、エディーのお尻がちょっと外向きなのが気になっています。
合格ラインの完成度だと思いますが、もう少し私のほうに近づいて、エディーと私の体が平行になるように目指しています。
ヒールポジションがピシッと決まるとかっこいいですよね。
人から見ても「きちんとトレーニングができる人」という印象を与えることができることと思います。
「特技」では、ぬいぐるみを差し出すと「チュッ?」と鼻でタッチするのを教えています。
すご〜く、かわいいです???。
あとは、伏せの上体からゴロンと横たわるのを教えています。
こちらはなかなか上手く出来ていなくて、まだまだ練習が必要です。

[もっとスマートに]

私がエディーに指示を出すときは、誘導に近いハンドシグナルのことが多いです。
エディーの鼻先に手を持っていって指示を出しています。
もっと、ハンドシグナルを小さくして スマートに指示を出せたらかっこいいと思うんですけど、なかなか上手くできません。
徐々にハンドシグナルを小さくしていき、エディーに伝わらないようなら前の段階に戻る・・・と頭ではわかっているけれど、大雑把な私の性格が邪魔をして徐々に進まなければならないのに、次に進む段階が大きすぎるんですよね。
わかっているけど、できないことの一つです。
きっと、飼い主さんもわんちゃんのトレーニングのことを頭ではわかっているけど、なかなかできないっていう方も多くいることと思います。
私の担当犬とのトレーニングもこれからドッグアドバイザーになったとき、飼い主さんにアドバイスする上で大切な経験になると思います。

[エディーが教えてくれたこと]

模擬レベルチェックでは、全くエディーをこちらに向かせることができなかった私ですが、とても大切な経験をすることができました。
模擬で何となく出来ていたら、ここまで真剣にエディーのこと、トレーニングのことを必死に考えることはなかったと思います。
模擬のときはさすがに落ち込んだ私ですが、エディーが私に考える機会を作ってくれたのだと思います。

[余談ですが・・・]

先日、自主トレ中にスクール近くの公園で、4ヶ月のフレンチブルドックの女の子に会いました。
その子に会った直後からエディーは大興奮。
一人で勝手にクルクル回ってはしゃいでいます。
少し落ち着かせようとお座りをさせ、ヒールポジションの指示を出したところ、 「ハイ、了解!」とハイテンションで、めちゃくちゃ素早い動きで私の横につきました。
エディーさん・・・女の子に会うとそんなに素早い動きができるのね・・・ その後スクールへの帰り道では、なんとなく小走り気味。
まるで、可愛い女の子に会ってルンルン気分でスキップするような足取りに見えたのでした。
そんな可愛いエディーとのスクール生活もあとわずか。
卒業へ向けてこれからも気を抜かず、エディーとしっかり取り組んでいこうと思います!


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