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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|大門 さんの「担当犬(バウム)との奮闘記」 その6

大門さんの「担当犬(バウム)との奮闘記」 その6

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

『私とバウムの模擬レベルチェック』

[模擬で良かった!?]

 とうとう模擬レベルチェックの日がやってきました〜!『とうとう』とは本番のときに使うのでは?と、思いますよね!?確かにそうなのですが、私には本番と同じくらいの気持ちで挑む試験でした。
  『模擬』なので、本番はこんな感じなのかと雰囲気を知ることと、それを実際にやって試験のやり方や進み方を知るという意味が含まれています。では…私とバウムの模擬レベルチェックはどうだったのでしょうか?
 私の試験番号は2番目。2番目といっても1番目の人が試験中にわんちゃんを用意(散歩や排泄)しなければならないので1番目と同じような気持ちです。私はとても緊張していました。
  しかし、私の気持ちはバウムに伝わってしまう…落ち着こうと努力しましたが、それは逆効果でした。
試験が始まるや否や全くといっていいほど周りの状況が見えなくなってしまったのです。
私には、バウムと試験官しか視界に入ってきません。極度の緊張と私の欠点である「1つのことの集中しすぎる」ことが原因でした。
模擬レベルチェックの項目は…


1.担当者が触る【あごの下・耳の後ろ・頭の上・背中・お尻】
2.おすわり
3.おすわり、まって【その場で1分】
4.おすわり、まって【30秒姿を隠す】
5.リード付きで歩く
6.アイコンタクト
7.リード付きで歩く【犬とすれ違う】
8.ヒールポジション【正面にいる状態から】
9.立て【伏せた状態から】
10.呼び戻し
この10項目でした。制限時間は15分。結果は…


1.あごや耳、頭を触るときに首が私の方へ伸びてしまったものの、動きはしなかったのでOK!
2.出来たものの、試験官に「流れでやっている」と言われてしまいNG。静止状態からのおすわりではなく動いているときに指示を出したということです。
3・4.この2つはOK!待っていることはとても得意なバウム君です♪
5.これは一緒に6アイコンタクトも見ていきます。横について歩いていてもたまに離れてしまう!気になるものがあるとそちらへ気が向いてしまい、私がリードを引っぱって制御してしまいました…アイコンタクトはOKだったもののこれはNG。
7.これは全くダメでした。私の横を歩いても、わんちゃんのことをとても気にしてしまい、最後も止まることなく、わんちゃんの方へ向かって行こうとしました。NGです。
8.これは大得意!結果…出来たのですが、集中力が全くなくなってしまい、おすわりをさせるのに時間がかかってしまいました。出来るとわかっていても時間制限があることを頭に入れておかなければならないと認識させられました。
9・10.この2つは時間切れのため出来ませんでした。


 15分間で10項目…出来たのは5項目でした。
この結果にかなりのショックを受けました。こうなってしまった原因は?なぜ、バウムの集中力が欠けることになってしまったのか?バウムはレベルチェックが始まってからすぐに集中力が欠けました。
名前を呼んでも来ないし、試験会場をうろうろと歩き回り、カーミングシグナルも出ていました。
  こうなってしまった原因は全て私にあります。最初にも書いたように、私は極度の緊張の中にいました。そのため、頭が真っ白になってしまい、周りの状況が見えていない…それは、バウムに伝わり、いつもと違う雰囲気に集中力をなくしてしまったのでした。そして、項目が出来て、試験官の「はい」という掛け声のあとと、指示を出す合間には、クリッカーやおやつ等を使ってもいいのですが、緊張のあまりそのことをすっかり忘れていたのでした。バウムにとってみたら『なんで、出来たのにクリッカーも鳴らないし、おやつもくれないんだろう?そんなんだったらやりたくないな…もう、この場から離れたいよ!』という心境だったのだと思います。
 集中力もなく、そのような心境の中でも試験を続けられたことはすごいことです。バウムは一生懸命やってくれました。そして、最終的にはおやつなしで、指示が出来るようにしなければなりませんが、そのトレーニングはまだしていません。(今後、出来るコマンドに関してはその方法に変えていこうと思っています。)
 そして、1つ1つの項目にも反省点があります。それは、今後のトレーニングでどう修正していくのか?何が出来て、何が出来ないのか?それをきちんと見極め、考えて、トレーニングの時間を無駄にすることないよう進めていきたいです。
 本番では『あれが模擬で良かった!』と思えるような結果にしたいです。それには、私が精神的に強くなる必要があります。一度、経験しているので悔いのないよう、今までの成果を発揮し、『伝える』技術も身につけられるようにしたいと思っています。


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