アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!
11月の3連休にバウムとお泊りトレーニングを行いました。お泊りではバウムとの信頼関係を
築くことと、ふせ・まて・PLAY BOW(プレイボゥ…前足だけをふせのような状態に下げ、後ろ足は立っているよ
うな姿勢のこと。わんちゃんが遊びに誘う姿勢だと言われています)を行うことにしました。
先月、日帰りでバウムを自宅に連れて帰りましたが、そのときは、11kgのバウムをボイジャーに入れて
電車で帰ったので手がとても痛くなってしまったのと、バウムにはボイジャーが小さくて中ではふせている状態
でしかいられないことがあり、今回は車で帰ることにしました。が…バウムは車がダメでした。
車に乗ってもずっとふせたままで、口を開けて「カッカッカッ」という声を出していて、乗車30分後には吐いて
しまいました。
しかし、そこは首都高なので外に出してあげることができず、しばらくはそのままでいるしかありませんでした。
(バウム…ごめんね!!)首都高を降りてからすぐに休憩をとり、「大丈夫かな?」ととても心配になりましたが、
バウムは元気!!ホッとしました。それからまた、しばらく車に乗り、自宅に辿り着きました。
自宅ではバウムは家族に大人気!!家ではわんちゃんを飼ったことがなかったので、 「わんちゃんが家にくる」というだけで大喜びです。しかし…家は全て絨毯張りなので、バウムが滑ったり、
爪が引っかかったりするのではないかと心配だったので、私の部屋にシートをひきましたが、絨毯でも別に問題 なかったので安心しました。
バウムの寝床としてはスクールのケージを借り、トイレに関してはどこにされるの かわかりませんでしたが、部屋の端っこにトイレシートをひきました。
しかし、バウムは家の中では排泄をまったくしないので、ちょくちょく散歩に連れて行きました。
バウムは環境の変化により疲れていたようなので早めに睡眠をとらせることにしました。
最初はケージに入りましたが、すぐに出てきてしまい別の場所に移動してしまいました。「そっちの場所がいいの かな?」と思ったので、そちらにケージを移しましたが、今度は元の場所に戻ってしまいました。
仕方がないのでケージに入れずに寝ることにしました。が…それは間違いでした。
バウムは夜中に何度も起きてしまいなかなか眠ることができなかったのです。私も「バウムがいる」という 意識があったので夜中に目を覚ますことがあり、そのたびにバウムは私の側に寄ってきたので、体を撫でて
眠れるように促しました。でも、やっぱり熟睡はできなかったようです。それには環境の変化と慣れない場所 だったことが理由でした。バウムのためにも自分のためにも、ケージに入れて眠ったほうがいいと思いました。
そのほうが、部屋を移動することがなく、狭いところが好きなわんちゃんには安心して眠ることができるからです。
初めてのお泊りでのトレーニングは…ほとんど出来ませんでした。(とても反省しています) バウムの疲れと自分自身の「バウムが家に来る」ということで頭がいっぱいになってしまったからです。
(言い訳ですよね…)でも、「お泊り」を経験してわかったことがあります。
まず、トイレに関してですが 家の中で排泄をしないのであればどこでしてもいいように家中トイレシーツを敷いておく。 もしくは、ほかのわんちゃんの排泄物が付いているトイレシーツをトイレの場所と決めたところに置く。
そうすれば、そこに排泄をするようになり、それを徐々に慣らしていけばトイレの場所を覚えるようになると思います。
2番目に環境の変化で疲れるのであれば初日は無理をせず、家の環境に慣れるようあまり行動をしない。
3番目にごはんを突然変えてしまったため、排泄物がいつもと違っていたので変えるのであれば (最初は…今までのごはん1:これから変えようとしているごはん9、次は2:8の割合で…)徐々に変えていかなけ
ればいけません。
そして、お泊りでは知っている人が私しかいないため、常に私についてきます。 トイレのときもお風呂に入っているときも私の側を離れません。その場合はケージに入れておくこと。
そして、そういうときこそトレーニングをすれば集中してできるとスタッフの方から教えていただきました。 このことを頭にいれ、次にお泊りトレーニングをする際は実行することにしました。
いつになるかわかりませんが、また「バウムの旅」をお伝えしたいと思います。今後もよろしくお願いします。