アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!
みなさん、こんにちは!。5月に入り急に暖かくなりましたね、相変わらずクーラと一緒に 多摩川で遊んでいるのですが日中は流石のクーラちゃんもバテ気味になってきました(;´・`)> これからもっと暑くなり湿度も上がるので日中の体調管理には気をつけようと思います。
さて、題名にもある「苦手な事」についてなのですが、みなさんはワンちゃんの「社会化期」 と言うものを御存知でしょうか?
いくつかの段階に分かれているのですが簡単に説明致しますと仔犬の時期に「ワンちゃん同士の遊びや挨拶」「人間社会への適応」を好奇心が恐怖心
(警戒心)に変わる前にワンちゃん自身に学んでもらおう!という大切な時期です。
この時期のお勉強が不十分だと知らない人や他のワンちゃんを受け入れづらくなってしまうの です。「他のワンちゃんと仲良くなれない」「子供を見ると吠える、唸る」などは犬、人間の
子供に対する社会化不足だと思われます。
実はこの2点がクーラに当てはまります(T△T)せっかく可愛いトイプードルちゃんが遊び に来ても速攻で帰って行きます(;_;)
お子様が「あっ可愛いワンちゃん♪」と言ってくれて いるのにクーラさんは唸っておりますo(;△;)o こりゃいかん!!(´Д`;)パートナーである僕がなんとかしなければ!!クーラがみんな
に可愛がってもらう為、ワンちゃん嫌いの人達を少しでも減らす為、そして自分の経験の為に 。
すぐに良くなる問題ではないので半年間かけて少しずつ良くなるように頑張って行こうと思 います(=∇=)ノ
スクールで行うグルーミングの内容は、爪きり、ブラッシング、耳掃除(耳毛抜き)、シャン プー、リンス、肛門腺絞り、ドライングを行います。耳毛が生えている犬種はシーズー、マ
ルチーズ、テリア、シュナウザー、プードル、などです。僕は耳毛抜きがあまり得意では無いのですがクーラには生えていません。
グルーミングはワンちゃんを清潔に保つだけではなく、体全体を触る事によりワンちゃんの体の異変も早期発見する事が出来るとても大切な事です(・ε・)ノ。
僕は今トリミングの学校にも通っているのでグルーミングは普通に出来ます、肛門腺もビュ ービュー出せます!爪もバチバチ切れます!たまに切り過ぎて血も出します!!(*`ε´*)
ですがワンちゃんの中にはグルーミング中、嫌で怖くて人を噛んでしまう仔もいるので最初は緊張しました。僕はすでにグルーミングは出来るので「クーラの嫌いな項目を知りそれに伴う
トレーニングをする!」という目標を立て臨みました。
まずは
爪切りです・・・バチッ・・・・U・ェ・U・・・・。
つ、次は耳掃除・・・グリグリ・・・・U・ェ・U・・・・。
じゃあ肛門腺は!?・・・グィッ・・・U・ェ・U・・・・。
う〜ん、クーラさんノーリアクションです、まるで嫌がりません。とてもいい子でした(笑)。 クーラは嫌がりませんでしたが、僕は今まで何度か噛まれていますし暴れるワンちゃんも沢山 見てきました、ですがワンちゃんは悪くありません、当然の行動だと思います。信頼関係が出来ている飼い主さんがやっても嫌がる事をその日はじめて会った知らない人にやられるのです からワンちゃんにとってはすごいストレスだと思います。僕は両方の学校で学んだ事を生かし たいので「グルーミング時のトレーニング」もやっていこうと思います。
アドバンスコースではクリッカーを使ったトレーニングを学びます。
クリッカーは押すと「カチッ」という高音の音が出ます。
まずは、音=正解(ごほうび)という事を犬に教え目標とす る動作に近づく度にクリッカーを鳴らします。成功までの段階を細かく分けて行って行きます。
例えば「アイコンタクト」を強化したい場合(クーラとの実例)。
初期段階では「クーラ♪」と呼んでもこっちを見ません(T◇T)ですが僕の声は届いているよう で耳はピクッと動きます「カチッ」この程度でも鳴らします(^
ε ^)、「クーラ♪」顔が少し こちらに向きました「カチッ」「クーラ♪」足元辺りを見ています「カチッ」「クーラ♪」ど うやらおやつが貰えると分かったようで僕の右手を見ています「カチッ」「クーラ♪」右手を
クーラは目で追っているので僕の目の前に持って行き目が合うようにしました「カチッ」「ク ーラ♪」目の前のおやつを少し右へずらすとやはりクーラはおやつを目で追っています。です
が次はクリッカーが鳴りません!クーラは「なんで鳴らないの?」と思い(そう思ったかどう かは分かりませんが(笑))ついに一瞬僕と目が合いました!!「カチッ!!」(=^0^=)/。
クリッカーのトレーニングは犬が自分で考え、人間も犬が分かりやすいように誘導してお互い が頭を使うとても楽しいトレーニングです。目が合った一瞬のタイミングを捉えることが出来るのもクリッカーいいところだと思います。
トレーニングを始めた頃は自分の手の誘導が悪くクーラを混乱させてしまったり、クリッカー を鳴らすタイミングが悪かったりでクーラ様には多々御迷惑をお掛けしてしまいました・・。
今でも完璧に出来るわけでは無いのですがこれからもっとトレーニングを重ねて賢いクーラ様 に認めて頂けるよう頑張って行きたいと思います(/・ω・)