村井さんの「担当犬（チップ）との奮闘記」　その4

[グルーミング]

今回は2度目の、そして一人では初めてのチップのグルーミングです。爪きり？耳掃除？怖い〜。 パッド毛きり？肛門腺絞り？やったことない。シャンプー？ブラッシング？面倒くさい。昔はこんな感じでした。 でもベーシックで習ったころから徐々に好きになり、いまでは楽しく感じるようになりました。家で大きなワンコ をガシガシ洗っているのとは違い、チップのは緊張します。だって小さいんです。濡れると更に小さい。 そしてブルブル震えられると、もう、いてもたってもいられない。「あぁーー、ごめんね。すぐ終わらせるから、 ごめんね。」猫なで声をだし、下僕のようになってしまいます。そんな私の態度がわかるのでしょう。 ドライヤーのときに、嫌々をして手先を隠すチップ。もともとワンコは手先、足先を触られるのが嫌いですが、 チップはグルーミングのとき良い子にしてるんですよ、いつもは。でも今回は、露骨に手先を折り曲げて体の下に 隠します。困りました。様子を見に来てくれた先生に訴えると、「どれどれ」先生には、手先を差し出し黙って ブラッシングされるチップ。そして私をチラ見。（キィ〜！）「大丈夫だよ、やってみて。」すると今度は黙って 私にブラッシングされます。「大丈夫じゃない？」（きぃ〜！）二度目のチップグルーミングは、グルーミング そのものより、チップとの心理戦みたいになって疲れました。あ、でもドライヤー＆ブローは、楽しいですよ。 プードルの毛がフワフワになるかどうかは、ドライヤー＆ブローが勝負。私は不器用なので不安でしたが、 思ったよりなんとかなります。もちろんプロのトリマーさんのような美しさは無理ですが、綿菓子のようにフワフワ に仕上って行く様子に、うっとりしてしまいます。プードルファンの方たちの気持ちがよくわかります。 本当に食べてしまいたいくらい可愛いです。（グルーミングの様子を写真に撮ろうとしましたが、あまりに必死で 忘れました。）

そして、すぐマテの姿勢を崩したチップの元に飛んでいき同じ姿勢に戻さなくてはいけません 。しかし・・・か、体が動かない。次の日、情けないことに筋肉痛になりました。授業中にマテを使ったゲームを やりました。私＆チップはビリ・・・いいんだもん、これから這い上がって一番になってやるもん。 そう思いながらも今日もチップはチョロっと動き、それを見てから「あぁ〜！」という私。失敗させない。 という当初の目的を忘れてしまい、失敗してしまったチップをみて、あぁ、どうすればいいんだっけこういうとき。 と、途方にくれてしまいました。この、モヤモヤをどうすれば？と考えているとき、いつもタイミングよく教えて くれる遠藤先生。「ワンコに失敗させないようにね。」この失敗したときのイヤ〜な空気。ワンコはやる気をなく してしまうそうです。トレーニングが楽しくなくなっちゃう。せっかく言うこと聞いたのに、なんだよっ。ちぇ。 となっちゃう。だから、ほとんどできていて、あと少しだけど失敗しそうだったら、それで成功にする。 わぁ、やっちゃってた。失敗させてた。また頭を抱え込む。でも、やっちゃったものは仕方がない。 次回のトレーニングから挽回だーーー！！（少しヤケクソ気味）

[とりあえず遊ぼう]

ドッグパークで、COMEの練習をしました。私は、コマンドは極力日本語にしていますが、 何故かCOMEとOUTだけは英語にしてしまっています。本当は駆け寄ってくるチップの可愛いーい画像もあるんですよ。 お見せできなくて残念です。hohoho