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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|村井 さんの「担当犬(チップ)との奮闘記」 その1

村井さんの「担当犬(チップ)との奮闘記」 その1

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

『二人の出会い』

はじめまして。ドッグ・アドバイザーを目指し、チップとパートナーを組むことになりました村井浩栄と申します。計8回にわたり、その様子を皆様にお知らせしてまいります。どうぞよろしくお願い致します。


[チップなわけ]

さて私がチップを担当犬として希望した理由からお話したいと思います。 実は、私は小型犬が苦手なんです・・・。 小型犬好きの皆さん、ごめんなさい。犬といえば大型犬が一番でしょうと思っていました。 小型犬が恐いのです。だってあまりに小さくて繊細で、雑な自分では壊してしまいそう・・・踏み潰してしまいそう・・・。 そんな不安が恐れとなり、遠ざけていました。 しかしドッグ・アドバイザーを目指すからには、小型犬は苦手です。なんて言っていられません。 多くの人々を魅了する小型犬の魅力をぜひ体感しなくては。という思いから、まず担当犬は小型犬であることを 希望しました。次に虚勢済みの♂か、♀であること。我が家にはハスキー(♂)とゴールデン(♀)がいますので、 お泊りしたときにトラブルにならないようにと考えました。 そして定着した人気のある犬種。 そうするとトイ・プードルのチップが条件にぴったりだったのです。 その後、お蔭様でチップが担当犬に決まりましたが、思ったよりずっと小さい。 なんと3kgしかありません。不安が頭をよぎります。でも縁があって出会った二人(?)。 あとは、この縁を素敵なものにしていくだけです。


[信頼関係を築く]

トレーニングのその前に、まずはチップと仲良くなること。チップのことをよく知ることを目標にしました。 生活環境も種も違う二人・・・果たして心通じ合うようになれるでしょうか。
<チップとラヴラヴ大作戦その@遊ぶ>
まず、遊ぼうよ!ということで、ボール、ぬいぐるみ等々用意しました。 狂喜乱舞して遊んでくれた!と、思ったのも束の間。チップはすぐ興味をなくし、ウロウロ。 ええっ?ど、何処行くの?それは明らかに、『お前と遊んでもつまらない』って、態度。ショックです。 でも次は絶対振り向かせてやる〜。


<チップとラヴラヴ大作戦そのAオヤツ>
今日はボーロと市販の味付きササミをもってきました。ボーロはチップの口には大きすぎました。 味付きササミは食べてくれますが、他のアドバンス生の持ってきたオヤツの方により興味を示していました。 う〜ん、お手軽に市販品を用意しましたが、チップは我が家のがっつきゴールデンとは違うみたい。 もっとチップの好みに合うものを考えなければいけません。でもオヤツは大好きみたいです。
<チップとラヴラヴ大作戦Bお散歩>
小さいですからお散歩は楽チン♪です。 しかし臭いかぎが結構激しく、マーキングも頻繁です。 そこで、チップは大変外界への興味が強く支配的な性格ではないかと推測しました。 小さな体と侮っていましたが、しっかり中身は強い男の子のようです。と、あれれ?急にチップが立ち止まりました。 見ると、正面からは立派なゴールデンがお散歩で歩いてきます。チップに「スワレ」をさせて通り過ぎるのをまつことにしましたが、 「スワレ」をしていても、体がどんどん後ろに下がっていきま


ゴールデンは大変お行儀がよく、チップを一瞥もせず通り過ぎていきました。 大きいワンちゃんが恐いのかな?次に歩道橋を渡ろうとしたところ、ウロウロと途方にくれるチップ・・・。 階段が上れないようです。抱いて昇り、下り階段に差し掛かったとき、ふと、このままではいけない。 と思いました。もしチップを抱っこしてくれる人がいないとき、飼い主さんが抱っこできない状況のとき、 チップはどうすればいいのでしょう。できることは自分でできるようになったほうがいい。 そう思い、階段を下りることを教えることにしました。一番高い位置では、かなり遠くをみて脚が止まってい ましたので、中段より少し下の位置から練習開始です。前足を支えて下ろしてあげます。 すると自然に後ろ足がおります。 ゆっくりと休みながら、何段か繰り返し、後はリードを持ち、下でじっと彼が降りてくるのを待ちました。 しばらく右に左にウロウロした後、軽快に階段を下ってきたチップ。わりと簡単にクリアです。 しかし、この飲み込みの早さだと、こっちが置いていかれそう・・・リーダーでいることのプレッシャーを 早くも感じます。


[チップって・・・]

体は小さいけど、中身は強い男の子。しかし体の小ささは外の世界ではハンディ。 大きいものはより大きく、高いものはより高く感じるはずです。そこには気遣うようにしなければ。 と思いました。そういえば、歩道橋でチップが遠くを見る目をしたのは、考えていたのでは?と後から思いました。 理性を取り戻すシグナルかもしれません。そうだとしたらチップは、ますます侮れない、賢い子です。 それを念頭に次からのトレーニングに臨みます。次は、いよいよ我が家でのお泊り&トレーニングです。


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