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ホーム|スクール通信|担当犬奮闘記|佐藤さんの「担当犬(アトム)との奮闘記」 その2

佐藤さんの「担当犬(アトム)との奮闘記」 その2

アドバンスコースの受講生の方々を直撃レポート。担当犬との関わりや講座を受けての感想など、実際のスクールの中身が分かります!

『何だか、つかめないヤツ』

今回は、ちょっと前の話になりますが、ゴールデンウィーク中の実家でのお泊りについてお話したいと思います。
私が、今回お泊りをしようと思った理由は、《早く信頼関係が築けるようにするため》、《日頃のトレーニングではわからない『アトム』の行動や性格を知るため》です。
今まで犬を飼った経験がない私は、『アトム』がうちに来るというだけで、頭の中がいっぱいです。
だって、うちには犬を迎える環境など何ひとつ整っていないのですから。
まず、『アトム』のための寝床が必要なため、寝床がわりにもなるボイジャーで連れ帰ることにしました。
それをサークルの中に置いて中で眠れるようにすれば安心です。
問題なのは室内で離す時のことです。
実家マンションは全面じゅうたん敷きなので、『マーキング大魔王アトム』に、そこら中におしっこをされたら後始末が大変です。
そこで、対応策として『アトム』にはマーキングベルト(内側にペットシーツを貼り腰に巻き付けておしっこを吸収できるようにするもの)をつけてもらうことにしました。あとは、玄関にトイレの場所をつくってあげれば完璧です。


お迎え当日はあいにくの雨でした。
ボイジャーに入れていざ出発!とショルダーひもを肩にかけた瞬間、留め具がはずれ、ボイジャーが半回転し、落下!!
出発前にアクロバットをさせてしまいました。先行きが不安・・・。
肩掛けが壊れたせいで、駅までは片手でボイジャーを持ち、もう片方で傘をさすという非常にツライ状態。
それから1時間ほど電車に揺られ、やっと実家に辿り着きました。
初めてのお泊りなので、あまり無理はしないようにと、近くの川沿いの道を散歩するくらいの、ごく普通の3泊4日のお泊りでしたが、その中でもいくつか気づいた点がありました。
『アトム』は、うちに居る間、一度も吠えることはなく、声も発しませんでした。
ごはんの時でさえ、2本足になってじっとこちらを見ているだけです。うちの家族(父、母、妹)が、「吠えなくていい子だけど、あんなに控えめで大丈夫なの?」と心配するほどでした。
確かに、普段の自主トレでもぜんぜん吠えたことがないのです。
スクールの犬舎では他の犬達と一緒に吠えているというのに。
まだ、私に心を開いてくれていないのでしょうか?
それとも、感情表現のしかたがわからないのでしょうか??
もしかしたら、単に『外面がいい』だけなのかも???


『アトム』は、ジャックにしては珍しい、かなり臆病な『ビクビク犬』です。
これは私の憶測ですが、他の犬達と一緒に紛れていれば吠えられるけど、自分だけで吠えるのはちょっと・・・ということなのではないでしょうか?
こんなこともありました。
散歩で大きなワンコとすれ違う時、通り過ぎるまでは逃げ腰なのに、通り過ぎた後になって、相手に向かって行くようなフリをするのです。
まるで、「追っ払ったぞ!」とでも言いたげに。
その時私は、「ぜんぜん追っ払ってないって。・・・っていうより、相手にされてないから!」と思わずツッコミを入れてしまいました。
実は『アトム』のそんな姿が、また結構かわいかったりもします。


唯一、「やっぱり『アトム』はジャックなんだな〜」と実感したのは、うちのオカメインコの『ピピ』が籠の中で動いたのを見て、興奮して走り回っていたのを見た時でした。
結局、今回のお泊りは、『アトム』のことがなんとなく少し理解できたような、ますますわからなくなったような・・・そんな、つかみどころのないものでした。
はてさて、次回のお泊りはいったいどんなものになるのでしょうか???
これからも、筋肉質な1人と1頭の奮闘の日々は続いていきます。
応援、よろしくお願いしますm( _ _ )m


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